パジェロミニ(H58A)の4速AT、シフトアップ不良車が入庫しました。
自己診断はいくつかあり、シフト不良のコードが出ています。
オートマチックの故障は、コンピューターの場合とAT本体の場合とあり、原因をつきとめるのにはかなりの根気と検査が必要になります。
油圧を測りたくても、油圧計にパジェロミニ用サイズのアタッチメントがなかったため、友人のSTK製作所の細谷社長にアタッチメントまで作ってもらいました。
以前、スープラの油圧ファンの軸(メーカー欠品で納期未定)が壊れた時も、修理してもらいました。 (細谷君、忙しいところありがとう)
さらに、自作のコンピュータ診断点灯装置(赤LED、プリント基板など)を作成。
ヘッドフォンをして車両の音を聞ける機械でソレノイドバルブの作動音を聞き、コンピューターとソレノイドバルブの診断を行いました。
油圧計、点灯装置、音診断機などを取り付けると、病気の患者さんみたいです。
修理書に従ってトラブルシューティングの結果、セカンドブレーキアプライ圧が規定のタイミングで発生せず、さらに圧力も7kg/cmと少し低いことがわかりました。
この症状の場合、「バルブボデー、1→2速バルブを点検」と修理書にあります。
ディーラーさんでも「そっくり交換してしまう」と話していたバルブボデーを試しにオーバーホールしました。
(なれない方はオーバーホールしないほうが良いでしょう。)
慎重に分解、清掃し、再度ミッションに組み付けて走行すると、正常にシフトアップするようになったのです(涙)。 文章では数行ですが、かなりの時間がかかっています。
今回運よくバルブボディー内部の不良を発見して直しましたが、エアジャパンのサポートセンター、ご理解のあるお客様、古賀君がいたからこそだと思います。
ちなみにバルブボディー内部の部品は、単体では部品供給されないとのことでした。



