アウディ、フォルクスワーゲンのDSG・トランスミッション修理のご相談は、静岡県沼津市の「うしぶせ自動車」へ
中部運輸局 認証自動車整備工場
有限会社うしぶせ自動車
静岡県沼津市西島町19-25 〒410-0835
2017年(平成29年)4月 現工場に移転しました。
TEL:055-931-9260 FAX:055-931-9412
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または引き渡し前振込に限ります。
●修理ローン可能になりました。クレジットカード払い10万円までご利用可能。
お問合せはお電話で。
055-931-9260
オイル交換の頻度が少ない車を、自動車整備業界では「オイル管理の悪い車」と一般的に言います。
「オイル交換を怠ったり、オイルの継ぎ足しをしていると、こうなる」という事例をご紹介します。
平成12年式 ACR30 トヨタエスティマ
エンジン警告灯(P1349ーVVT制御不良)が点灯しオイル漏れがひどく、入庫しました。
警告灯はVVTバルブが動かなくなり点灯したものと思われます。
漏れている個所を調べると、エンジンルーム後部のVVTのソレノイドバルブから激しくオイルが漏っていました。
VVTバルブの取り付けボルトM6mm1本を外すと、ソレノイドの頭の部分だけ外れました。
破断面を見るとかなり前から折れていたような感じです。
VVTソレノイドバルブ本来の形は下の写真右側です。
シリンダーヘッドに刺さっている部分は焼きついてしまい、鍵状のドライバーなどでこじってもびくとも動きません。
ということは、シリンダーヘッド脱着です。
タイミングカバーを外し、タイミングチェーンを外し、シリンダーヘッド脱着しました。
(所要時間約1日)
エンジンの中はスラッジと呼ばれるオイルカスでいっぱいです。
オイルコントロールバルブフィルタもつまってます。
折れたソレノイドのシリンダーヘッドに残った部分を何とか取り除きました。
さらに、カムシャフトまで亀裂が入っているので、交換しました。
焦げ焦げのバルブステムシールも交換し、オイル下がりも止まることでしょう。
2番シリンダーエキゾースト側のバルブクリアランスが広く、ノイズも出ていたので交換しました。
オイル管理が悪いと、エンジンの寿命を間違いなく縮めてしまいます。
こまめなオイル交換を行いましょう。