BMW、メルセデス、アウディなどのドイツ車のエンジン・DSG・ミッション修理のご相談は、8台の車両診断機で対応する静岡県沼津市の「うしぶせ自動車」へ

中部運輸局 認証自動車整備工場

有限会社うしぶせ自動車

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フォルクスワーゲン・アウディ

エンジン始動不能 エンジンチェックランプ 警告灯点灯 ゴルフ5後期

 フォルクスワーゲンゴルフ5、トゥーラン、バリアントなど、1400ccのスーパーチャージャーとターボの付いたエンジンにて、最近あるトラブルを紹介します。

 エンジン警告灯が点灯し、整備工場へ持ち込んだところ、カム角センサー系統に故障コードがあるとのことで、多くの工場では、カム角センサーを交換し、「様子を見てください!」と、返されます。

 

 本当の原因はタイミングチェーンの伸びなのですが、最初のエンジンチェックランプ点灯の際にその事実に気が付かずに走行すると、走行中エンジンストップしたり、エンジンがかからなくなったりします。多くの工場では、エンジン載せ替えを勧められ、80万円程度の見積もりとなるそうです。

以下、症状の進み具合を記載します。

【症状】

(1)エンジンチェックランプ点灯。

(2)エンジン始動後異音。

(3)始動不能

と進みます。

 

トラブルコードは12296 P3008

Cam Position Sensor (G40) Signal out of Range

 カムポジションセンサー信号規定範囲外

 

【車種】

フォルクスワーゲン トゥーラン ゴルフ5 バリアント 

  1.4L TSI BMY BLG CAVエンジンなど

 

【原因】 タイミングチェーンの伸び

下の写真は左が新品、右が伸びたタイミングチェーン。

 BMYタイミングチェーン02.jpg

 

【修理費用】

(3)までの場合、約15万円(税別)

タイミングチェーン、チェーンガイド2個、チェーンテンショナー、クランクオイルシールなど。

 


【最悪(4)の場合】

 この故障の場合、エンジンチェックランプ(エンジン警告灯)が点灯して、そのまま走り続けると、エンジンがかからなくなる場合が多いです。

 

エンジンがかからなくなってしまった場合、圧縮が無くなります。

 

最悪の場合にはインテークバルブまたはエキゾーストバルブが複数本、曲がります。

 

BMY曲がったバルブ写真 1-1.jpg

赤い矢印は曲がったバルブです。

この場合には、シリンダーヘッド脱着、分解、バルブの交換などが必要になります。

 

 

作業の難易度も高く、バルブタイミングを合わせるための特殊工具が必要です。

作業可能な工場は今のところ少ないようです。

 

弊社では、国内では入手不能な特殊工具がありますので、作業可能です。

 

弊社ではシリンダーヘッドオーバーホールを行い、40万円〜45万円程度で修理可能です。

 

こちらから日帰り可能圏内の距離でしたら、積載車にて引取に伺います。

(参考価格:横浜ですと約50,000円)

 

現在、大手損保の自動車保険レッカーサービスは15万円まで対応してくれる場合がありますので、一度弊社にご相談下さい。

修理期間は約1~2週間。

修理費用37万円(税別)から。

エンジンの破損状況により、価格は変わります。

 (タイミングチェーン、チェーンガイド、ヘッドオーバーホール、インジェクター洗浄込)

担当:河田までご相談ください。

TEL:055-931-9260

マフラーから白煙 ワーゲンゴルフなど1.4TSI

【症状】

 ・マフラー出口(排気管出口)から白煙がでる。

 ・エンジンオイルが減る。

 

【車種】フォルクスワーゲン・アウディ1400CCのターボ車他

ゴルフ5 1.4 TSI  2005/01~2009/12 エンジン型式BLG/BMY

ゴルフ5 1.4 TSI  2005/01~2009/12 エンジン型式BWK

ゴルフ6 1.4 TSI  2008/01~       エンジン型式BWK

ポロ   1.4 TSI  2010/04~       エンジン型式CAVE

シロッコ 1.4 TSI  2008/12~       エンジン型式BWK

ティグアン 1.4 TSI 2007/01~       エンジン型式BWK

トゥーラン 1.4 TSI 2007/01~       エンジン型式BLG/CAVB

トゥーラン 1.4 TSI 2009/04~       エンジン型式CAVC

 


【例1】

2008年式 VWトゥーラン 1.4TSI。

1.4リッターエンジンにスーパーチャージャーとターボが着いています。

 

エンジン始動直後からモクモクと白煙がふきだしました。

ターボチャージャー不良のため、周囲が白くなるほど白煙を噴いています。

 

オイルの潤滑不足か、ターボの経年劣化か?

 

日本国内純正部品ルートでは、ターボASSYは約30万円、補償金12万円ぐらい。

 

弊社では直輸入品を使用し、15万円程度で直ります。

 

ターボ交換後も排気管内に残ったエンジンオイルが燃えるため、白煙が完全に消えるまでは1週間程度かかります。


 

個人的な考えですが、メーカー推奨のオイル交換サイクル15000kmでは、ストップアンドゴーの多い日本国内ではターボチャージャーが持たないのかもしれません。

 

ターボチャージャーの軸はエンジンオイルで潤滑しているため、オイル交換をこまめに行っていない車、オイルの質がターボ車用でない車、高速走行後のターボチャージャーの冷却が足りない車は壊れる可能性が比較的高まります。

 

また、始動直後の急加速はエンジンオイルの潤滑が無い状態でターボが回転するため壊れやすくなるようです。

 

エンジン始動後、30秒程度待ってから、ゆっくり加速した方がターボには良さそうです。

最近の日本車はハイブリッドや電気自動車の方向に行っていますが、ヨーロッパ車の傾向は、エンジンの排気量は少なくして、少ない排気量を補う過給機と、多段トランスミッションの方向に向かっている傾向があります。


以前、山の上にお住みの方で、ターボチャージャーを壊された方がいましたが、今思えば使い方とオイルの質が関連していたと考えます。

 

昇り坂をターボを効かせて走り、家に着くとエンジンを止める。

強烈に熱くなったターボチャージャーの冷却をする事無くエンジンを止めると、エンジンオイルが高温のオイル供給パイプに残ります。

 

オイルの質が良ければ問題ありませんが、焦げ易いオイルですと、少しづつオイルが焦げて溜まります。

 

オイル供給パイプの中でこれが起きると動脈硬化のようになり、潤滑不足でベアリングが焼き付き、軸からオイルが漏れ、マフラーから白煙が出るトラブルが発生すると推測できます。

 

白煙が出てしまっているお客様、オイルが減るお客様、ご相談ください。

オートマチックトランスミッション オーバーホール

車種

アウディA3、TT、ゴルフ5、トゥーラン、ニュービートルカブリオレの6速AT

(DSGを除く)

 

症状

3速から4速に入る際、ニュートラルに入ったようにシフト抜けし、4速、5速、6速に入らない。

 

修理方法 

ミッション脱着、オートマチックトランスミッション分解修理(オーバーホール)となります。

アメリカから対策部品と工具を取り寄せましたので、弊社にて修理可能です。

09G-001.jpg  09G-002.jpg

修理金額

24万円(税別)

ミッション脱着、Oリング、ATオイル、オイルストレーナー、オーバーホールキット部品代込

新品バルブボディー(14万円)は別

(万が一ですが、ボルトの折れ、故障部分が修理不能な場合は数万円の追加料金の発生の可能性があります)

09G-004.jpg 09G-003.jpg 09G-005.jpg

 

修理期間:約1週間です。


  

 

お客様からのメール 

タイトル:その後も快調です。

河田様

掲題の件、今週末2日間で約300キロ(含む高速道路)を走行しましたが、問題は全く認められず、極めて快調です。貴職の技術水準の高さに敬意を払いつつ、改めて御礼申し上げます。

東京都W様

 

 

ゴルフのエンジン故障コード例

フォルクスワーゲン、故障コード

12296     Cam Position Sensor (G40) Signal out of Range

 カムポジションセンサー信号が範囲外。

08851     Fuel pressure regulator valve (N276) mechanical malfunction

 燃料圧力調整バルブの機械的故障。

08198     Intake manifold flap bank 1 stuck closed

 バンク1のインテークマニホールドフラップ閉まったまま固着

08801     Boost pressure control valve (N249) Mechanical malfunction

 ブーストプレッシャーコントロールバルブ機械的故障

08803    Turbo/Super charger boost system performance

 ターボ/スーパーチャージャー過給システムの性能不良

08851    Fuel pressure regulatir valve (N276) mechanical malfunction

 燃料圧力調整バルブ機械的故障

2012年6月、他社様からエンジン警告灯とオートマチックミッションの警告灯が点灯した2007年式(平成19年)トアレグが入庫しました。

エンジン警告灯はオートマチックコントロールコンピューターからの指示で点灯するようになっています。

 

オートマチックの電気的な故障はP、R、N、D、Sがすべて赤くなります。

 atmil.jpg

 

この車にはアイシン製の09Dというオートマチックトランスミッションが搭載されています。

カイエン、アウディQ7なども同じミッションのようです。

 

P0716はインプットシャフトスピードセンサー(略してISS)の信号系統異常。

 

AT内のISS~コントロールコンピュータ間の配線導通は問題なし。

回転信号の波形など調べましたが、信号をひろいません。

 

ISSはインプットタービンシャフトに切ってあるスプラインの回転を見ているようで、車庫入れなどの時のラインプレッシャ調整に使われているようです。

発進時に違和感はありますが、通常の変速はあまり問題なく走ってしまいます。

 

国内、海外ともいろいろ調べた結果、ISS単品部品の供給なし。

取り付け部分もオイルポンプボディの裏側となっており、ミッションの脱着、トルクコンバーター、オイルポンプの脱着が必要です。

 

インプットシャフトセンサーが単品供給されれば分解して修理できそうですが、2012年6月現在この部品は販売していません。

 

ディーラーさんで総額100万円以上かかる修理だそうです。

この車のこのISS不良に関しては修理不可能なので諦めました。

 

追記:2014年12月

海外の部品調達先を調べていたら、部品の供給が可能なようです。

修理可能と思われます。

10分走行しただけで冷却水温の警告灯が赤く点灯するという、ニュービートルのお客様がご来店されました。

 

他店の「水温センサーの交換」見積もりをお持ちでしたが、「たぶんこれでは治らないだろう」と何となく思われたそうで、ご来店されたとのことです。

 

さっそく車両をお預かりして、診断機で水温を計測したところ、アイドル時水温は130℃です。

Dレンジに入れると、警告灯が点灯するということで、Dレンジに入れると138℃まで上昇し、赤く点灯。

 

「なるほど、警告灯は135℃付近を超えると点灯するのか?」など納得しながら、冷却系統の配管を点検。

 

冷却水漏れは見当たらないため、冷却水が循環していないと仮説を立てウォーターポンプを交換することにしました。

 

やっぱり!

VWWP2.jpg 
(節電中のため、写真が暗めですみません)

 

ウォーターポンプの羽根部分が、プラスチック製のため経年変化で割れてしまったようです。

対策品(写真上)を取り寄せ、交換。

 

修理完成後、データモニターすると、93℃付近で安定しています。